日仏カップルの結婚は日本とフランスどちらでする?日本での入籍手続きポイント

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日本人とフランス人が結婚する際、日本で結婚手続きをするか、フランスで手続きをするか、一度は考えるのではないかと思います。

私は結婚が決まった際、子育てのなか余裕がなかった事もあり、結婚の手続きはとにかくシンプルでスムーズに行くほうで!と思っていたので、迷わず日本で入籍する事を決めました。

なぜなら、フランスでは結婚資料を集めるのが大変と聞いていたし、市役所に立ち会う証人をお願いするのも面倒だったし、何といってもお役所の仕事が遅い!

実際、日本で結婚をしてとってもラクでした。スムーズすぎて結婚の実感があまりないほどですが、とにかくスムーズに心穏やかに結婚の手続きをしたいという方は、日本で入籍するのがおすすめです。

ここでは、フランスに住んでいる日本人とフランス人のカップルが、日本で結婚する場合の手続きについて思い出に記載します。(あくまでも紙面上の手続きの話です。結婚パーティーetcは、各自のスタイルでどうぞ!)

※以下、2016年4月に手続きした際の情報です。

日仏カップルが日本でする結婚手続き

まず、日本で結婚する際に必要な手続きは、大まかに以下の流れでした。

  1. 婚姻用件具備証明書の発行
  2. 日本の役所で婚姻届け
  3. 日本での婚姻をフランスの戸籍に転記

では、上記1〜3の具体的な手続きについて説明します。

1. 婚姻用件具備証明書の発行

婚姻用件具備証明書はフランス人が用意する書類で、結婚するための条件を満たしているかを証明するものです。この証明書を発行してもらうため、まずは必要書類を日本のフランス大使館まで送ります。

大使館とやりとりする場合は、基本フランス人に任せていいです

というのも、事前にこの件について私が大使館にメール質問したところ、しばらく返事がなくある日突然、

「婚姻用件具備証明書については、婚姻相手のフランス人が直接質問してください」

と、その一文のみフランス語で返信がありました。

必要書類も日本人が準備するものもありますが、ここはフランス人主導で進めます。

 

【婚姻用件具備証明書の申請に必要な書類】

フランス人の必要書類
  • 3カ月以内に発行された出生証明書
  • 2部の質問表
  • 身分証明書のコピー
日本人の必要書類
  • 質問表1枚
  • パスポートのコピー
  • 3カ月以内に発行された戸籍謄本とフランス語訳文

フランス語訳は自分でしたものでもOK。

フランスに住んでいる場合は、この証明書ができるまで約1カ月半かかるそうです。

私の場合は、必要書類を送ってから約1カ月後に「証明書ができましたよ。東京のフランス大使館まで直接取りに来てください」とフランス人パートナー宛にメールが来ました。

できた書類は、フランス人が直接、東京の大使館まで取りに出向きます

私は日本の一時滞在場所が関西なので、その場合は京都の領事館でも対応が可能という事で、京都まで取りに行きました。

 

2. 日本の役所での婚姻届け

日本に帰国したら、一時滞在場所の役所へ婚姻届けの手続きをします。

日本の役所で届け出をする際、日程の予約は不要でした。私が役所で届け出をした日は、平日の午前中のせいか待ち時間ゼロで、とってもスムーズでした。(これがフランスだったら平日の午前一番でも長蛇の列!)

婚姻届を出す予定の役所へ、事前にメールで必要書類の問い合わせをしましたが、さすがニッポン!すぐに的確な返事がきました。

役所によって必要書類に若干違いがあるかもしれないので、参考までに。前もって入籍予定の役所へ問い合わせをしてください。

 

【役所での婚姻届に必要な書類】

  • 婚姻届書(夫婦の署名・証人2名の署名押印)

婚姻届書は、事前に役所で用紙をもらって、家でゆっくり落ち着いて記入しておくのがおすすめです。

証人2名の署名に関しては、私の場合は両親に書いてもらいました。また、フランス式の婚姻のように証人が役所に立ち会う必要はありません。あくまでも証人は紙への署名のみ。

 

  • 届出人の印鑑

認印でもOK。フランス人は印鑑の必要なし。

 

  • 日本人の戸籍謄本 1通

役所での婚姻届け日に間に合うよう、事前に本籍地役所より戸籍を取り寄せます。私の場合、本籍地が遠い場所だったので、郵送で請求しました。

フランスでは戸籍の取り寄せは無料ですが、日本での戸籍請求は毎回お金がかかる!一通450円+返信用切手(けっこう高い!)

 

  • フランス人パートナーの婚姻用件具備証明書:原本と日本語訳文

婚姻用件具備証明書については、前述1を参照。

日本語訳文は、婚姻用件具備証明書を受け取りの際、大使館側が用意してくれていました。ありがとう!

 

  • フランス人パートナーのパスポート:原本と日本語訳文

日本語訳については、正式な翻訳でなくていいので自分で書きました。また、訳文の様式は任意で、現本と対照的に書いてあればOKとの事。

私は役所で訳文のフォーマット用紙を見つけたので、その用紙に日本語訳を記入しました。

 

3. 日本での婚姻をフランスの戸籍に転記

大使館に婚姻用件具備証明書を取りに行った際、この転記に関する資料一式をもらえました。もらえる資料に詳しく書いてありますが、念のためここでも簡単に記載。

下記の必要書類を、日本のフランス大使館まで送ります。

 

【フランスの戸籍転記に必要な書類】

  • アポスティーユ付きの婚姻届記載事項証 

まず、婚姻届記載事項証は、日本の役所で戸籍届けをした際に「婚姻届記載事項証をください」と依頼をします。これは有料だったで、記念に大量にもらっておこうという方は注意です。(←ワタシ)

次に、婚姻届記載事項証を役所でもらったら、外務省へアポスティーユ(日本官憲の公印)付与の依頼をします。

東京の外務省または、関西に住んでいる方は外務省 大阪分室でも可能です。現場に直接依頼、もしくは郵送依頼もできます。

 ※「婚姻用件具備証明書」と「婚姻届記載事項証」は全く別モノです。私は最初、この漢字続きの名前が中国語に見えて、2つの証明書がこんがらがっていました。よーく漢字を読めば分かるのですが・・

★「婚姻用件具備証明書」→ フランス人が法律上、結婚できる条件を満たしているか証明するもの。

★「婚姻届記載事項証」→ 役所で受理された婚姻届

 

  • 婚姻届記載事項証のフランス語訳

もらえる資料の中に、どのように訳を記入するか、ご丁寧に用紙をつけてくれています。なので、自分で訳したものでOKです。

 

  • フランスの戸籍へ転記する申請書

この資料ももらえます。フランス人パートナーに書いてもらうとスムーズです。

 

  • Livret de famille

日本滞在中にこの転記の手続きを済ます場合は、忘れずにトランクへ。

 

  • 返信用の封筒

Acte de mariageとLivret de familleを返信してもらう封筒。日本で受け取る場合は360円レターパック、フランスで受け取る場合はEMSの封筒と1500円分の切手を用意。

手続きのポイント

上記で細かく書きましたが、必要書類をそろえたら手続きは本当に簡単です。

ただ、スケジュールをあらかじめ考えておくのがポイントだと思いました。

例えば、1の婚姻用件具備証明書の発行に関しては、申請から発行までに1カ月半かかるということなので、日本での結婚予定日から余裕をもって逆算して、証明書を申請する。

(日程例)

4/1に日本で結婚届けをするなら

   ↑  ↑

2月の頭には必要書類をそろえて婚姻用件具備証明書を申請

   ↑  ↑

12月〜1月前半までに必要書類に必須の戸籍を依頼3カ月以内に発行した戸籍謄本が必要なので、依頼が早すぎてもNG、遅すぎると発行が遅れる=帰国している間に結婚できない)

など。フランスに住んでいる場合は、日本に一時帰国の数カ月間(最低でも1カ月は滞在した方が手続きに余裕を持って進められるかと)にタイミングよく手続きをする必要があるので、スケジュールを把握しておく事は必要だと思いました。

 事前に必要書類を調べておくこと、スケジュールの流れを考えて手続きをすること。

これさえ気をつけておけば、日本は仕事が早いです。

そして日本語でちゃんと理解して手続きを進行できるスッキリ感。これ、久しぶりの快感でした。

これから日本で結婚手続きをする方が、スムーズにいくことを願っています!

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