妊婦さんも子連れママも主張してなんぼ!優先座席が不要なフランスのメトロ事情

メトロ切符
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フランスのゆずり合い精神

フランスの交通機関では、お年寄りや足の悪い人、妊婦さんや子連れ親子などに積極的に席を譲る光景をよく見かけます。

ヘッドホンから音楽がダダもれしている若者も、仕事帰りでお疲れのビジネスマンも、おじいさんや妊婦さんが地下鉄に乗ってくれば、ささっと声をかけて席を譲る姿を何度も見かけた。

これはフランスに初めて来た時にとても驚き、またすばらしい事だと感心しました。

 

実際に私が妊婦だった頃、おなかの大きさが目立つようになってからは約90%の確率で席をゆずってもらえました。

出産後は、抱っこひもで子どもを抱えて電車に乗り込むと、必ず声をかけてもらえます。

交通機関内でゆずり合い精神の意識が高いフランス。ありがたい。

 

しかしこのIT時代。電車やメトロの中で、スマホにかじりついて周りの事が見えていない人がいるというのも事実

妊婦の後半は、おなかも重いし、腰痛もキツイし、席をかわってもらえないとつらかった。

特に我が家はパリ郊外のへんぴな所に住んでいるため、パリまで1時間半の交通機関を、立って乗り切るのはさすがに参った。

 

自らも堂々と主張すべき「席ゆずり」

そんな妊婦のある日、フランス人の義理母と買い物に出かけるためメトロに乗っていた。

チャキチャキした義理母は、スマホや雑誌に夢中になって席を空ける様子のない人に

「妊婦の彼女に席をかわってくれますか?」

と声をかけてくれ、また私にも「気づかない人もいるから、席かわってと言いなよ~」と助言してくれた。

 

そうか、フランスでは主張してなんぼ だった!

 

と以降、電車の中に入って誰も席を空ける気配がなければ、「すみません、妊婦で腰が痛いので席をかわってくれますか?」と遠慮なく声をかけることに。

すると、みんな笑顔で「ごめん、気づかなかったよー」だとか「あ、もちろん座ってどうぞどうぞ」と、快く席をかわってくれます。

特に男性はすごく感じが良い!

 

日本だと、席をゆずってほしいと声をかけると、嫌な顔をされると聞いた事もありますが、フランスはまったく問題ありません。

妊婦さんや子連れに優しいフランス。

妊婦さんも子連れママも、堂々と席に座るべきなのです。

だから自分から座りたいとアピールする事も大切!

なので、もしフランスの交通機関内で妊婦さんに気づかず席を譲ってもらえない事があれば、席を譲ってほしいと、フランス人男性に声をかけるのがおすすめです。

 

フランスでは、席をゆずりの精神がマナーとして人々に身についているし、座りたいと主張すれば快く席を空けてくれる。だから優先座席やマタニティーマークをつける必要がないというのも納得です。

 

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