出産する時に加入しておきたいセキュ。未婚の場合はどうする?

リヨン
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フランスでは、社会保険であるセキュリティソシアル(Sécurité Social)に加入していれば、出産までの費用がほぼ100%保障してもらえます。

出産までの通院費用や入院費用をあわせると、ウン十万円はかかるところを、国が負担してくれるのです。これはフランスの出生率が高いのも、なるほどうなずける。

フランスに身を置く者としては、出産におけるこの国の恩恵は、ぜひ受けておきたいものである。

しかし、私は当初このありがたいセキュリティソシアルに加入できず、出産費用は全額自己負担になるかもしれないというピンチに陥っていました。

出産時に必要なセキュに入りたい。結婚もパックスも結んでいない場合は?

子ども計画はしていたものの、子どもを授かったのがわかった時、私は学生の身分で、セキュリティソシアルには加入していませんでした。プライベートの留学保険には入っていたけれど、セキュリティソシアルの事は恥ずかしながら無知。

なので、さっそく地元のCPAM(Caisse Primaire d’Assurance Maladie)へ、セキュリティソシアルに加入したいうんぬんの事情を話しに行きました。

 

しかし、ジャンプ1冊読み終えるくらいさんざん待ったあげく、不機嫌この上極まりない担当者に加入条件をバッサリ切られ、完全にノックアウトされてひきあげる始末に。。

なんでも、不機嫌この上極まりない担当者いわく、

  • 学生用のセキュリティソシアルもあるが、年齢オーバーで加入不可。(※28歳未満の学生は、学生用セキュリティソシアルの加入が義務。)
  • フランス人パートナーと、結婚もPACS(パックス)も結んでいないので、パートナーのセキュリティソシアルの扶養にも入れない。
  • フランスで働いていないので、労働者や失業者用のセキュリティソシアルも無理。

 

ということ。

加入していたプライベートの留学保険にも問い合わせところ、もちろん出産費用の保障はなし。その保険会社には出産もカバーできるタイプの保険はあるが高額で、出産を控えている場合の加入は無理。

そりゃそうだ。

日本での出産も検討したものの、住民票はフランスに移しているので、結局、全額自己負担になることには変わりない。

その他いろいろ解決策を考えてみたものの、解決策は乏しく、銀行口座の預金を計算し始め・・

 

そんなある日、パートナーがもう一度セキュリティソシアルに相談してみると出向いたところ、

「カップルであれば、フランス人パートナーのセキュリティソシアルの扶養に入れるよー」

とのこと。

あれ、意外とカンタンに入れる!そして、フランスでよくある担当者によって話が違うというやつ。

さては前回、私の下手なフランス語がバレてなめられたか?!という事で、

未婚の場合でもフランス人パートナーのセキュの扶養に入れます。

セキュに入るための手続き

地元のCPAMへ必要書類をそろえて申請に行きます。

ここはいつも混み合っていて、スタッフもイラついている人が多いので、必要だと言われた書類は完ぺきにそろえて、なるべく平和に事を済ませたいところです。

必要書類

  • 申請用紙
  • 滞在許可書のコピー
  • パスポートのコピー
  • 住居証明書
  • 出生証明書 原本とコピー

日本から戸籍謄本を取り寄せて、フランスの日本大使館に翻訳の依頼をしました。管轄のCPAMによっては、アポスティーユが必要な場合もあるかもしれないので要確認です。

  • カップル証明として、2人が一緒に住んでいることのわかる証明書

 2人の名前が記載されたフランス電力庁(EDF)の請求書と、念のため生まれる赤ちゃんの認知証明書(未婚で出産する場合は事前に認知届けが必須)を持参。

これらの書類を提出して、あっさり(?)セキュリティソシアルに加入できることに。

そして申請から2〜3カ月後には、セキュリティソシアルの番号が届き、やっと安心してゴハンが喉に通るようになりました。

セキュの加入が遅れた場合の返金はどうなる?

そんなこんなで、私のセキュリティソシアルが有効になったのは、妊婦の後半。

妊婦さんの場合、子どもを授かってから3カ月以内にセキュリティソシアルに申請を出さないと、出産に関わる費用がカバーされないという情報を見た事がありましたが、

加入が遅れた場合でも後から返金してもらえます

CPAMから通院した領収書を送れば返金できる、と言われたので、領収書をすべて送り、2〜3カ月後にポツポツと返金がありました。

なので、加入が遅れそうな場合は、病院で領収書をもらっておけば大丈夫です

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